落花の頃、若葉の芽吹く新しい生命の萌える季節となりました。
本来でしたら、新しい学年、新しい生活。
心はずみ気持ちも新たにする時期でございます。
そんな中、窓の外に流れる川、煌く水面、燕のさえずり、青々と透き通る風。
皮肉にも、人の活動が自粛されてるからこそ感じられる、
清潔な生命の営みが前向きに生きようとする私たちの心持ちを反映しているように感じます。
↓チシオ紅葉です。春にも紅葉する種だそうで。
さて、今、弊スタジオも休館させていただいております。
何よりも先に世界の皆様の生命を守ための苦渋の決断でございます。
何卒ご理解いただき、ご協力いただければと存じます。
私個人の思いと致しましては、
愛するものへ思いやりを持つことは難しいことではありません。
しかし、家族でも親友でもない、見ず知らずの人たちに思いやりを持つということは、難しいものだと、ここにきて深く考える毎日です。
自分自身は、思いやりを持った善人だと思っていても、気づかないところで・・・
・・・今回に限って言えば、自分自身や愛する人々だけを守る行動が正義だと無意識に履き違えた行動をしてしまっているのではないかと、考える機会をもっております。
誰かは、誰かにとっての愛する人なのだと、想像力を働かせること。
この混沌とした世界でこの想像力を働かせて思いやりを持ち続けることが、世界を健康にたもつ唯一の方法なのではないかと考えます。
「自益主義から、他益主義へと世界の考え方がシフトチェンジしない限り、この困難な状況を乗り越える手段はない」と、どこかの経済学者だか、哲学者がそんなことを言ってました。
(ソースは忘れてしまいましたが、すみません。)
かつて、1995 年1月に阪神淡路大震災が勃発、その後間も無く3月に地下鉄サリン事件が勃発したあの時分、私はまだ無力な大学生であり、今のこの世の中のような「目印のない悪夢」をただ見ることしかできずにいました。
鬱々とした世の中に飲み込まれ、ジョージ・オーウェルが
「1984 年」で描いたような、嘘が本当だと信じこまれようとする「二重思考」の蔓延する社会に生きているかのような
錯覚を覚えたものでした。
そして、ほどなく社会に出て、結婚をし、家族をつくり、
起業し、息子を巣立たせ、あれから 25 年経った今、あの最も鬱々としていた時代より遥かに大きな世界の禍を経験しております。
あの頃とは違う成長した心持ちで、前向きに、どんな状況下でも日々是好日と、己のすべきことを丁寧に想像力と思いやりをもって切磋琢磨致したく思います。
長々と暑苦しい文章にお付き合いいただきありがとうございます。
なお一層心持ちを強く、
倫理観と正義感、
想像力とおもいやりを持ち続けられるよう
努力を惜しまず生きて参りたいとおもいます。
さあ、カタブツなことだけを言ってても滅入ってしまうかもしれません。
お家でできるエクササイズをひとつだけ。
私の周辺で、"You've got a friend of me"一曲ひたすらプランク(クンバク)するのが
流行ってます。
https://www.youtube.com/watch?v=0hG-2tQtdlE
全部で2分しかないので、普段パワーアクティブを受けてらっしゃる方は
余裕かと思いますが^^;
・お尻をぽっこり持ち上げない
・腰を反らない
・肩や首の力を極力抜く
・前腿(四頭筋)だけで耐えない
・根性でくいしばらない
などに気をつけてやってみてください❤️
※2分で物足りない方は、こちら。約3分間です。
"Ticket to Ride"
https://www.youtube.com/watch?v=SyNt5zm3U_M&feature=youtu.be
どうぞ皆様、ご自愛なさって元気に再びお会いしましょう!
↓この頃ほぼ毎日マスクを縫っています^^